舞昆のこうはら社長&田原スマッシュ岩城コーチ、スペシャル対談【その3: 舞昆のこうはらさんと、スポンサーのおはなし】

トップアスリートを目指すために必要なことはなんでしょうか?

いろいろありますが、少なくとも「食事を大切にする」「夢中になって取り組む」ということは絶対に欠かせません。

そこで、今回はそのヒントになるのではないかと考え、ある人たちに対談をしていただきました。

2013年から7年間にわたって、田原スマッシュバドミントンクラブのスポンサーをしてくださっている「株式会社 舞昆のこうはら」鴻原森蔵社長と、田原スマッシュ代表の岩城ハルミコーチです!

>>舞昆のこうはら とは?<<

大阪にある昆布屋さん。大阪府内に複数の店舗をかまえており、大阪駅にある「エキマルシェ」にも出店中。

2013年から7年間にわたって、田原スマッシュバドミントンクラブのスポンサーをしてくださっています。

「アスリートと食事」「1つのことに夢中になるということ」というテーマで、スペシャル対談をお届けします!

食品販売と、スポーツ指導――普段は異なるフィールドの第一線で活動中のお二人ですが、親戚同士で旧知の間柄ということもあり、とても和やかに進行したのが印象的でした。また、ふたりとも大阪の方なので大阪弁が出てきます。人柄を知ってもらうためにあえて残しておいた部分もあります。

おもしろいお話もたくさん出てきます。3時間(180分)のインタビュー対談を10分程度で読めるようにまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

※テーマごとに「その1」「その2」「その3」の3回に分けています。

「舞昆のこうはら」ってどんな会社?

いよいよ最後の「その3」です。ここまで、岩城コーチだけでなく、鴻原社長にもたくさんのことを話してもらいました!

そんな鴻原社長のプロフィールを見ると「料理研究家」「お笑い番組役者」「ラーメン店店長」などの肩書きがあり、「味覚の魔術師」などとも呼ばれているそうです。

なんだかミステリアス。いったい どんな人なんでしょうか…?

昆布づくりのルーツはラーメンにあり!?

昆布づくりのルーツは、意外なところにありました。

鴻原社長

学生時代にラーメンをつくっていて、深夜にとんこつラーメンを仕込んでました。家から昆布のタレを持ってきて新しいラーメンをつくったりしてたんですよ。昼間の店長は厳しかったので、深夜だけ勝手に店の味をかえたりして。

――もうそのときから、商品開発は始まってたんですね!

鴻原社長

とんこつラーメンのスープって普通「パイタンスープ」といって白いんですよ。ぼくがあとから入って、そこへ昆布のタレをバーっと入れたんです。

岩城コーチ

昆布のタレをそこに入れたんですか!?

鴻原社長

そうそう。そしたら茶色いパイタンスープのとんこつ醤油ラーメンが初めてできて。世の中のとんこつラーメンは白いスープが自慢やのに、わざと茶色くする人がおらんかった。それが大ヒットしてね。深夜だけ行列。

岩城コーチ

それが昆布を炊くのにもつながってるんですね。

「味覚の魔術師」という異名も同じくラーメンづくりにルーツがあるそうです。

鴻原社長

砂糖っていうのは舌の上に落ちてすぐ甘く感じて、塩っていうのは1秒2秒遅れてから辛さを感じる。塩と砂糖、同時に舌の上に乗せたら砂糖の味がきてから塩の味がくるんです。

――ええ、やったことないです!

鴻原社長

この味を感じる曲線が、砂糖と塩でずれるんですよね。それに合わせて塩の味を隠したり、何かのダシで埋めて1つの丸い味にしてみたり。ラーメンのダシなら、スープ飲んで「ええ、これ何の味やろう?」みたいな。これが好きやったんですよ。

鴻原社長

「ああ、これはサバ入ってるな」とか「梅干し入れたんかな」みたいに、わかるんはちょっと素人かなと。みんなが何の味かわからんまま「うまい!」っていうのをやりたかったんです。入社当時は、昆布にもアンコウのダシを入れたりとか、色々アレンジして違う味を出してました。
まとめ

おいしい塩昆布のルーツは、ラーメン屋さんだった

糖の吸収をおさえる塩昆布ができるまで

そうして味覚にこだわって出品した昆布が農林水産大臣賞を受賞した平成6-7年ごろ、糖分を控えようと盛んに言われるようになってきたそうです。

鴻原社長

「ごはんを食べすぎると糖尿病になる」というふうになっていった時代です。そのとき考えたのが発酵でした。

鴻原社長

昆布の細胞壁を微生物が食べてデトリタス状になった(細胞が1つ1つバラバラになった状態の)ものを、ホタテの稚魚の赤ちゃんにエサとしてあげているという話を見かけました。マウスで動物実験したところ血中脂肪が減少したという結果も出ていて、これは糖尿病にもいいと気づき、昆布を発酵させる研究をしたんです。

1つのことに夢中になっていると発見が訪れるもので、鴻原社長はある発見をしたそうです。

鴻原社長

お葬式の帰りに、淡路島で慶野松原の海水浴場を走っていたとき、気分が悪くなって休憩してたんですよ。そしたらアケビの花びらが咲いてたんです。それをずーっと見てたら、すっごく大きな雄しべと雌しべがボールみたいになっていて。

岩城コーチ

外側に出てるんですか?

鴻原社長

そう。花粉には酵母菌がつくんです。これだけ大きな雄しべと雌しべなら、すごい量の花粉と酵母菌がついてるなと思って持って帰って壺の中に入れました。そしたら昆布がワインの香りでボコボコと発酵していて。

鴻原社長

そのあとは製品化するために大阪府立大学と量産の開発を一緒にやりました。血圧、血糖、血中脂肪などに効果がありという実験結果も出たので、健康にいい「舞昆」というのがはじめてこれで出来上がりました。

舞昆のこうはらの理念

鴻原社長

お店で販売するとき「これは長生きする塩昆布なんですよ」ってPRしてたんです。そしたら大阪の人たちは「わたしら、長生きしたくないやんな〜」と。友達が死んでしまうとひとりぼっちになるし、家族にも迷惑かかるから早くポックリいきたいわって。

岩城コーチ

でも、みんなが長生きしたら友達減らないですよね。

鴻原社長

そうそう。長生きしたときの友達作りのツールとして「アメちゃんあげようか」っていう感覚で、舞昆あげてもらおうと。食事制限してるような人が健康食として食べたり、友達を誘ってごはん食べたり、子供や孫が来たときに一緒に食べたりできるようにと。同じ食卓で一緒に楽しくすごせるように…というのが舞昆の後々の理念になっていくんです。

鴻原社長

そのあとも、京都テレビで1つの番組の1コーナーを借りて料理番組をやってたり、料理番組で毎回お笑いを入れてると今度は本格的にお笑い番組をしようとなって茶の間コントをやったり。舞台設定を作ってやりだしました。

岩城コーチ

それをやることで、お店の売上って変わるんですか?

鴻原社長

3倍ぐらいになりました。

岩城コーチ

ええー、3倍!?

鴻原社長

みんな楽しくて、時間を忘れてとことんやっちゃう。とにかく寝やんとはたらく人達ですよ。
まとめ

ラーメン職人、料理研究家、コント役者など、一見すると「昆布屋の社長さん」とは無関係なことも、実はすべて本業とつながっていた!!

スポンサーのおはなし

舞昆のこうはら 本社のホワイトボードに描かれていました。かわいい!

一緒に料理番組をやったり、コントをやったりと、「時間を忘れて」「夢中になって」仕事に打ち込む人たちが中心になって「舞昆のこうはらさん」は大きくなっていきました。現在は田原スマッシュバドミントンクラブのスポンサーをしてくださっています。

鴻原社長

体力もあるし、持久力もとことんあるから、普通にそのメンバーとやってたら時間を忘れるんですよね。

岩城コーチ

その人達でつくったってことですよね。

鴻原社長

そうそう。そのバレーボールのメンバーやったんですけど、それがこの形ですよ。バレーボールの形。
おちゃわんマン
おちゃわんマン、かわいいですよね!

岩城コーチ

田原スマッシュバドミントンクラブが2013年にスタートしたときから、舞昆のこうはらさんはスポンサーとして協力していただいています。ありがとうございます。

鴻原社長

もうあれから人数も増えていったし、全国制覇しようという勢いのある子がたくさん増えてきたね。

岩城コーチ

そうなんですよ。最初は大阪でもなかなか勝てない。近畿行くのも精一杯っていうチームで、泣きながらやっているところをなんとか強くしたいと。

岩城コーチ

小学生のこういうクラブには、なかなか簡単にスポンサーになってもらえないです。7年やっていただいて結果もすごく出てきてるんですけど、どうしてスポンサーをやってもらえているんですか?

鴻原社長

普段から参考にさせてもらってるからね。スポーツの組織っていうのはぼくらにとっては不思議な世界で、それをいかに取り入れるのかが勝負やっていうのはあって勉強させてもらってるし、そういう意味のファンもあります。

岩城コーチ

ありがとうございます!言動とか行動とかでなにかあると舞昆さんに迷惑かかる部分もあるし、プロになっていくってそういうことやと思うんですよ。それを子供のときから指導できて、みんなの意識がかわってきてるんですよね。
田原スマッシュバドミントンクラブ
このマークを背負ってプレーすることで、子供たちもコーチも意識が変わります

岩城コーチ

自分たちコーチもそうで、背負っているということはベンチに入ってるときも全部見られているから。子供に指導する姿もプロとしてやっていかなアカンなって。

鴻原社長

それはビジネスでもね。はたらいている人は社員っていう目で見られるから、背負ってるものがありますよね。

岩城コーチ

これが10年先になるかわからないけど、大阪のトップを世界のトップ選手へとつなげて、オリンピック選手を送り出せたらって思ってるので。

鴻原社長

そうやね!

岩城コーチ

そのときまで、お願いします!ありがとうございました。

おわりに

インタビューさせていただいたあと、ご厚意で社内研修にも参加させていただきました。緊張していましたが、舞昆のこうはらの社員さんたちがとてもあたたかく接してくださったのが嬉しかったです。訪問させていただいて、すごく素敵な会社だなと思いました!

鴻原社長、舞昆のこうはらのみなさま、本当にありがとうございました(^^)

>>CHECK!!<<

最後に改めて公式サイトのご案内です。